北杜市白州町『自元寺』様にご縁をいただき
自元寺檀家様の団体参拝にご一緒させていただきました
初めての永平寺
午前7時に自元寺様を出発し 九頭竜湖をへて門前より大本山へ向かいました
門前の井の上様で永平寺だるまプリンを購入し会社へ送り 私達二人はお散歩がてら
一足先に散策をはじめました
少し緊張してきました
大本山を目の前にしり込みしつつ 参篭へまいりましょう
宿泊においての説明をしていただき 各自部屋へ向かい荷物の整理 入浴を済ませ
薬石(夕食)をいただきます
一には功の多少を計り、彼の来所を量る。
二つには己が徳行の、全缺を忖って供に応ず。
三つには心の防ぎ過を離るることは、貪等を宗とす。
四つには正に良薬を事とするは、形枯を療ぜんがためなり。
五つには成道のための故に、いま此の食を受く。
いただきます
禅寺の修行生活にほんの少しですが触れさせていただき 日頃お世話になっているご住職方の
修業時代のお話も聞かせていただきました
一般参拝客立ち入り禁止の札の奥には 修行僧たちを待ち構えるかのように佇む
仏教の守護神四天王様がおり一生に一度しか通れない山門をお守りしているかのようです
皇室から使者をお迎えするとき 貫主就任時のみに開かれるという1839年に再建された唐門
別名『勅使門』と呼ばれる永平寺を代表する写真にも使われている門だそうです
僧堂にて「単」と呼ばれる席で座禅の作法から教えていただき心穏やかに静かな時を
過ごすことができました
起床後は身支度を整え法堂へ案内していただき朝課(朝のおつとめ)の時間でした
総勢百人を超える雲水様方 住職様方の節の揃った読経 折行道は感動しかありません
宿泊した全員の名前を読んでくださり先祖供養をしていただきました
今回 吉祥閣という建物に宿泊させていただきましたが 近年修行僧が減り維持管理が
難しくなってきているとお話を伺いました
耐震の関係もあり取り壊す事になってしまうようです
このたび貴重なご縁をいただけた事に感謝申し上げます
合掌