韮崎市清哲町にある常光寺様の住職のお母様のご葬儀をお手伝いさせていただきました。
私も気が付けば「常光寺のおばあちゃん」と初めてお会いしてから
20年以上の時が経っておりました。
仕事でお伺いした際や葬儀仏教の事でわからない事を住職にお聞きする為に
お寺にお伺いさせていただくと奥から出て来られ、お菓子を出してくれたり
街中で偶然お会いしてもニコニコ話しかけてくれたり優しく接していただきました。
曹洞宗の寺族の定義
(本宗の宗旨を信奉し、寺院に在住する僧侶以外の者を「寺族」という。)
には色々な解釈があるようですが個人的には「曹洞宗の住職の奥様の呼び方」
のイメージが強いです。
実際にお寺の奥様として住職を補佐し、檀家様とのお付合いを大切にして
お寺を守る大変なお勤めだと思います。
満年齢で99才と長年に渡りお寺をしっかりと守ってこられたお母様の葬儀には
一般の弔問の方以外にも、大勢のご住職方や檀家さんもお出でいただき、
厳かながらとても賑やかなお送りになりました。
檀家さん、ご近所の方もお寺でこれだけ大きい儀式は珍しいからと
お焼香を済まされても残って見学されていく方も多くいらっしゃいました。
我々葬儀社はあくまでサポートしか出来ませんが大切な家族を失った悲しみの中
ご親戚の皆様、様々な関係のお寺様方、檀家の皆様、地域ご近所の皆様・・・
多方面に気を回しながらご準備を進められたご住職(喪主)は非常にお疲れに
なった事と思います。
お手伝いさせていただくことにより弊社スタッフの学べたことも多々ありました。
お母様からいただいた優しさ、常光寺様からのご指導を忘れずにこれからも
仕事に励みたいと思います。
長い間お疲れさまでした、ありがとうございました。
合掌