清里 聖 アンデレ教会での葬送式をお手伝いさせていただきました

気温の低い日が続いておりましたが この日は暖かな日差しにつつまれた

真っ青な空とすがすがしい空気の一日でした

 故人様 ご家族の皆様は教会とのご縁がとても深い方々でございました

旧約聖書を司教様が読み進め 教会においでになった皆様で

聖歌を歌い しめやかにお式が進んでゆきます

涙がとめどなく溢れ 最後のお別れの時が迫ってまいります

司教様もご縁の深かった故人様の人となり 思い出などお話になり

ご家族も「うんうん」「そうそう」と相槌をうたれ お話を聞いていらっしゃいました

ご出棺は奥様のご希望で故人様のお好きだった「希望と栄光の国」威風堂々より

オルガニストのやわらかな演奏につつまれ

笑顔で送ってほしいという故人様のご希望通りに

お子様 お孫様 旧友の皆様に見守られながら

住み慣れた清里 故人が愛した「教会」からのご出棺でございます

主よ 世を去った人びとの魂が 主の憐れみによって 安らかに憩うことができますように

                   アーメン

清里 聖 アンデレ教会はポール・ラッシュ博士を中心とした

聖徒アンデレ同砲会による清里農村センター(現在のKEEP教会)の構想と共に

1946年清泉寮のキャビンのひとつを仮礼拝堂として伝道が始められました

至聖所は川俣渓谷から運び上げられた石で組み上げられ

木造の会堂の会衆席には畳が敷かれています

聖鐘にはアメリカ大陸横断鉄道の機関車の鐘が使われています

-寺院でお葬式という選択-