予想通り会場は満員御礼!民間の駐車場も大活躍!
2019年6月2日(日)YCC県民文化ホール・大ホールにて
音楽法話バンド「一期一會」のメンバー三人と、各ゲストの皆さんによる
音楽法話コンサート「祈り~瞳閉じたら、風の、星の、歌が聞こえる~」が開催されました!
当日は13:30開場~14:30開演の予定だったので、
駐車場が満車にならない内に、更に1時間前の12:30頃には到着したのですが、既に文化ホール内の駐車場は満車に(汗
それでも駐車場の警備員さんから民間駐車場の地図を頂き、運良くすぐ近くの駐車場に停める事ができ、安堵。
有料ではありますが、人気イベントの時には助かる存在ですね。
会場ホールのロビーには仏画の展示も!
コンサート再演祝いの胡蝶蘭を持ってホールロビーに入ると、もう既に開場を待つ人々で溢れ、大行列ができていました。
写真は撮り忘れましたが、前回、前々回より長い行列の印象です。
毎回物心両面でコンサートを支援している㈱小野石材店のスタッフの皆さんが一生懸命会場整理をされていました。
無事、胡蝶蘭を届けるとそこには、開場時にコンサートのパンフレットを配る準備をしている、義雲院女性部の方々と、
安達原玄先生の仏画展や写仏教室でお世話になっている小澤亜希子先生がいらっしゃいました。
管理人も過去に義雲院の写仏教室を体験したことがあり、そんなご縁で小澤先生と雑談していると、
開場後に写仏教室のパンフレットも一緒に配布するということで、急遽微力ながら管理人もお手伝いさせていただきました。
(約2000人の来場が予想されていたので、パンフの配布も想像以上に大変でした。汗)
きあらのブログでも紹介させて頂いた「まいづる祈り仏画展」が開催されている、山梨県立美術館内の県民ギャラリーCに来ています!
義雲院の写仏教室でお世話になっている小澤亜希子先生が案内してくれました!ありがとうございます( ´∀`)#山梨県立美術館 #仏画 #写仏 #安達原玄 pic.twitter.com/ujsMapdtIx— きあら@ブログ管理人 (@jiinsou_kiara) September 29, 2018
開場後、開演までの待ち時間に、
ロビーへ展示されていた仏画を見る来場者
無事配布も終わり、ホール内へ入ると・・・
やはり既にほ満席に!
しかし一緒に来た同僚に先に席を確保してもらっていたので焦ることなく着席。
あとは開演を待つだけです。
今回のメンバーとゲストのみなさん
(パンフレットより抜粋)
しばらくすると、法話バンドメンバーの一人であり、今回の主催者・義雲院住職の小澤泰崇氏の挨拶から始まり、
今回の音楽法話コンサート再演に到った経緯や、来場者や各関係者への感謝の念などを述べられました。
いよいよ開演~演奏スタート!
今回も岐阜県 洞興寺住職 山本正憲氏のバイオリンソロから。
見事な音色にさっそくみんな心1つに音楽法話の世界へ引き込まれます。
今回の第一部の演奏曲目は、
- 観音御和讃
- 延命十句観音経~修二会
- 四季の歌
- 精霊流し
- 木蓮の涙
- 涙そうそう
- 川の流れのように
以下に管理人が特に印象深かった2曲をご紹介します。
延命十句観音経~修二会(しゅにえ)
延命十句観音経~修二会(しゅにえ)
東大寺2月堂の修行僧になりきって、歌で修二会の荒行を再現。
自らの罪と汚れを水と火と、音楽によって浄化させ観音様に許しを乞う。
一般的に物静かな「僧侶」のイメージとは違い、良い意味でギャップのある激しい演奏でした。特に打楽器のパーカッションが曲を盛り上げます。
まさに「荒行」を体験している。そんな感覚にもなるライブ感溢れる1曲でした。
「木蓮の涙」
そして今回もきました!「木蓮の涙」
前ブログでもご紹介させていただきましたが、管理人が必ず涙してしまう曲。
和歌山県 聖福寺住職・関守研悟さんの奏でるピアノイントロが流れた瞬間
「今回絶対泣くのはガマンする!」という、なぜかそんな意味不明な事を思いながら聴いていたのですが・・・
結果は、はいそうです。号泣しました(笑
僧侶のみなさん楽器演奏はもちろん、歌声も素晴らしいんですよね(涙)
第二部は「情熱大陸」からスタート!
第二部は人間ドキュメンタリー番組で有名な、ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎氏作曲の「情熱大陸」からスタート。
迫力ある演出で会場を盛り上げます。
その後、ゲストの小林亜子さんのピアノ演奏に乗せて、ソプラノ歌手の村上彩子さんの、透き通るような唄声が披露されました。
第二部演奏曲目
- 情熱大陸
- 夏は来ぬ
- 佐藤春夫の詩に據る四つの無伴奏の歌より「うぐひす」
- オペラ「椿姫」より「不思議だわ~ああ、そは彼の人か~花から花へ」
- からたちの花
- みほとけは御詠歌
- ハナミズキ
- 桜
- 朧月夜~祈り~
- 愛燦々
- 般若心経
- ふるさと
朧月夜~祈り~
作詞: 高野辰之・中島美嘉 / 作曲: 岡野貞一・葉加瀬太郎 / 編曲: 葉加瀬太郎
高野辰之と岡野貞一による唱歌「朧月夜」に、中島美嘉の詞と葉加瀬太郎の曲からなる続きを追加した楽曲。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
今回のコンサートのテーマにもなっている「祈り・瞳閉じたら、風の、星の歌が聞こえる」
とは、この曲からの引用だったんですね!
恥ずかしながら、またもや管理人はこのコンサートで始めて知りました。
後日、源曲を聴いてみたら中島美嘉さんが唄っていて、とても良い曲でした。
般若心経
一般的にも広く知られている「般若心経」を「ベートーベンの第九」のメロディに乗せ、
更に親しみやすく色々なジャンルにアレンジして唄っている。
一部HIPHOP調が入っていたりと、個人的にはとても印象深い楽曲になっていました。
サプライズのフィナーレ!~そしてアンコールへ。
最後に出演者全員と、サプライズゲストに「甲府一高アカペラ部」の皆さんを交え、唱歌「ふるさと」が披露されました。
生徒の皆さんが素晴らしかったのはもちろん、顧問の先生も力が入っていてとても良かったです。
ちなみに先生はとある臨済宗の寺院の息子さんらしく、義雲院さんがMCで「次回のコンサートメンバー決定です!」とスカウトされていました(笑
無事フィナーレも終わり、アンコールに入ったところで、義雲院さんからこんなお話が、
「今回のコンサートは過去最高の人数を動員しました。ありがとうございます!」
「それなのにハプニングも過去最高に多く申し訳ありません、ライブですのでご勘弁下さい」
と、そんな内容をお話されていたのですが、鈍感な管理人はハプニングにあまり気付きませんでした。
お話によると、ハプニングの1つというのは、どうも演奏する予定曲を飛ばしてしまったようです。
ということで、アンコールの1曲目は飛ばしてしまった曲、 聖福寺住職・関守研悟さんのピアノと歌による、美空ひばりさんの「愛燦々」が披露されました。
やっぱりいい唄声~。特に周りの女性の皆さんは感動されていましたね。
アンコール曲は出演者、ゲスト、アカペラ部の皆さん、そして観客を巻き込んで「ウィ・アー・ザ・ワールド」を熱唱し、大盛況の内に幕を閉じました!
個人的にはQueenの「ウィ・アー・ザ・チャンピオン」も一緒に歌いたかったです(笑
「ウィ・アー・ザ・ワールド」(英語: We Are The World)は、1985年にアメリカで発売された歌で、著名なアーティストが「USAフォー・アフリカ」として集結して完成させた。
ハリー・ベラフォンテの構想をもとに、イギリスで活躍するミュージシャン、ボブ・ゲルドフが提唱したバンド・エイドの成功に触発されてアフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソングである。作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作で行い、プロデュースはクインシー・ジョーンズが担当した。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
出演者・ゲストの皆さんが直接お客さんをお見送り!
コンサートも終演となり、最後のMCにて
「このコンサートの入場料は毎回無料ですが、どうしても募金をしたいと言う方も多く、皆様の温かいお気持ちで成り立つ部分も多いです。
お帰りは僧侶が直接皆さんをお見送りさせていただきますので、激励の言葉をかけるなり、頭を撫でるなりしてください。
そしてもし、募金箱を見つけてしまった際には、どうぞよろしくお願いします!」
と最後までユーモアたっぷりに、僧侶の皆さんで観客をお見送りしていました。
もちろん管理人もお気持ちで募金させていただきましたよ!
(人数が多すぎて募金箱までたどり着くのにも一苦労でしたが。汗)
コンサートを終え、聞こえてきた感想。
「普段、絶対にコンサートなどに行かない主人が、このコンサートだけは行きたがるんです。今回も物凄く良かった。次も必ず来たいと言っておりました。」(甲府市Kさん 60代・女性)
「お坊さんがみんな上手で面白かった!」(甲斐市Kさん 10代前半・女性)
「今までも良かったけど、今回のコンサートが一番素晴らしかった!」(長野県Sさん 50代・男性)
「お坊さんのコンサートは初めてでしたが、感動しました!癒されましたし、また明日から頑張れます!」(甲府市Yさん 30代・女性)
「歌も演奏も最高ですが、やっぱり僧侶の皆さんお話も上手くて素晴らしかったです!」(管理人さん40代・男性)
次回のコンサート再演を期待しましょう!
会場で配布された、コンサート以外のパンフレット紹介。
写仏教室・截金教室
写仏教室や截金教室のご案内です。
管理人も体験させていただいた事があります。
時間を忘れ、集中できますよ!
趣味の1つにいかがでしょうか?
ご興味のある方は是非!
寺’s Cafe 坐zen テラスカフェ2019
「禅」の文化をより親しみやすく!お坊さんたちと一緒に楽しむカフェタイム
臨済宗妙心寺派の山梨教区青年僧の会5名で、色々なイベントを企画している。
「お寺は厳格で敷居が高いイメージ」を覆そうと、カフェやレストランなどで、親しみやすい空間を提供しながら、座禅や法話を手軽に気軽に体験できる。
僧侶の話を聞いたり、お話もできたりと、今までお寺や座禅に興味があっても、なかなか機会がなかった人達にはとてもよいイベントだと思います。
まとめ
管理人も昔はセレモニーホール勤務という職業柄「お寺・お坊さん=お葬式」というイメージが大きかったです。心に余裕もあまりなかったですしね。
2014年にきあらに入社し、このブログを書くようになってからは「音楽法話コンサート」のように、お寺も僧侶の皆さんも、色々な親しみやすいイベントなどを通して、なんとか仏教やお釈迦様の教えを伝えようと頑張る姿には好感を覚えます。
アナタも一度、気になるイベントに参加してみてはいかがでしょうか?
皆さんの人生がより豊かになるよう、管理人も祈っています。