寺院で一日葬を施行させていただきました。
曹洞宗 正授院(甲斐市敷島)本堂にて
通夜式は行わず、葬儀・火葬・初七日・納骨などを一日で行う葬儀の名称です。
遠方のご親戚が多い場合や、
忙しい現代社会で一日しか時間がとれないご親族が多い場合、
また遠方で亡くなり火葬だけを済ませ、
後日地元の菩提寺で葬儀を行う場合もこの形をとられています。
ただし、葬祭儀式として通夜式も必ず行う寺院様もありますので、
事前に確認や了承をいただくなどの配慮も必要です。 (きあらQ&Aより)
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「火葬はお葬式の後にしてほしい」というご遺族の意向を踏まえ、
葬儀当日のお昼前に、ご家族とご親戚が寺院に集まり
葬儀式が執り行われました。
遠方出張中だった息子さんも故人様と対面することができました。
葬儀式終了後、出棺前のお別れの場面です。
お花と思い出の品をお手向けいただきました。
その後、初七日法要を終え、納骨の予定だったのですが、
急に雨脚が強くなってしまった為、ご遺骨は寺院で預かっていただき
四十九日の法事に納骨予定となりました。
この日は、他に2件の一日葬を施行させていただきました。
神奈川県在住の檀家さんで、火葬だけを神奈川県で済ませ、
日を改めて山梨県北杜市の菩提寺本堂で葬儀式を行い納骨をされました。
甲斐市の一部の地域では、「通夜式」という慣例がなく
夕方納棺をしてご遺族・ご親族が故人と最後の夜を過ごされました。
「通夜式」はなくても「お通夜」には変わりはありません。
翌日の朝、火葬を行いその後、葬儀式~納骨~初七日法要まで行いました。
お葬式の形式も時代や風習でさまざまです。