今年も夏の風物詩とも言える灯篭流しの時期がやってきました。灯篭流しとは、亡くなった人々の魂を慰め、弔うためにローソクで明かりがともされた灯篭を川に流すというお盆の行事の一つです。お盆の送り火の一種だとも言われています。
平成30年8月16日夕方。甲府仏教会が主催する平成最後の灯篭流しに㈱きあらもボランティアとして参加させていただくことになりました。
開催場所は荒川千秋橋近くの河川敷です。
各宗派のお寺さんが灯篭一つ一つに亡くなった檀家さんの戒名と俗名を書き、会場に届き初めお手伝いスタートです。
お手伝いの内容は、主に紙でできた灯篭の組み立てです。組み立てた灯篭の中にローソクを立てます。
灯篭がこれだけ並ぶと圧巻ですね。これでもほんの一部です。
気がついたら辺りは暗くなっていて、灯篭流しに参加される一般の方が続々と集まってきていました。少し前まで雷が鳴っていて数日前の甲府を襲った激しいゲリラ豪雨のような荒れ模様が心配されましたが、雨は降ったものの灯篭流しに影響はありませんでした。
毎年臨済宗と日蓮宗持ち回りで法要が行われます。今年の法要は日蓮宗の僧侶のみなさんで執り行われました。
灯篭流しの様子(Youtube動画です)
いよいよ灯篭流しが始まりました。皆さん想い想いに灯篭を流していきます。
暗くなった川の水辺にローソクの日が揺らめく多数の灯篭が流れる光景は、神秘的で感動すら覚えます。
(この後、河川環境保全のため下流で灯篭は回収されました)
故人の御霊安らかにと。。。ご祈念を申し上げます。
合掌